ラノベ

創作に悩んでいる全初心者は『作曲少女』を読んだ方がいいという話

作曲少女

目次

はじめに

初めましての方ははじめまして。いつも見てくれている方はありがとうございます。
『灰色ギツネは本を読む』の時間です。

早速ですが、今回紹介する作品はこちら!
作曲少女シリーズ』です。

本作はヤマハミュージックメディアから出版され、作曲の入門書として話題を博した
業界唯一?の作曲指南ライトノベルです。

この手のラノベって、中身スカスカな癖に値段が張るんだよな、とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、本作は大丈夫。
プロの作曲家からの評価も高く、2020年8月にシリーズ三作品目が出版されるなど、指南本系ライトノベルとして並外れた実績を持っています。

作曲、DTMに興味があるけど、難しそうで中々踏み出せない。少しやってみたけど、分からな過ぎて辞めた人、そんな人には特におすすめです。
実を言うと私自身もこの本を読んでDTMを始めたものです。
(ド初心者のままですが……)

もちろん、知識が増やせるラノベを読みたいと思っている人にもおすすめです。

『作曲少女シリーズ』解説

概要

作曲少女シリーズ

1巻発売日:2016/6/24
シリーズ:全3巻
ジャンル:作曲、DTM、指南書
レーベル:ヤマハミュージックメディア
著者:仰木 日向(著作:作詞少女他)
出典:https://www.amazon.co.jp

あらすじピックアップ

・主人公はごくごく普通の女子高生『いろは』。
何か夢中になれるものを探していた彼女は気軽な動機から作曲を始める。

・意気揚々と1万円のキーボードと作曲の本を買うも、
音楽初心者の彼女にはハードルが高く絶賛後悔中。

・せっかくの大金を無駄にしたくないと思った彼女は勇気を出し、
クラスメイトで女子高生作曲家の『珠美』に作曲を教えて貰おうとする。
すると珠美は「作曲は2週間でマスターできる」と言い出し……

・作曲に必要な最小限の理論、心構え、実践的な技法。
珠美の元で学びながらいろはは自分だけの一曲の完成を目指していく。

キャラクター紹介

山波いろは
多摩川南高校2年生、何かに熱くなることもない普通の女子高生。平凡な毎日を抜け出したいと考え、いろいろと手を出すがどれも長続きしていない。たまたまテレビの音楽番組を観たことで、なぜか作曲をやってみようと思い立つ。
奇妙なところで思い切りがよく、1万円のキーボードをよく考えずに買ったり、話したこともない珠美に突然教えを請うたりする。

 

黒白珠美
いろはと同じく多摩川南高校の2年生。現役女子高生作曲家でアニソンやゲームミュージックなどを中心に楽曲提供をしている。歯に衣着せぬ物言いと、いつもぬいぐるみ帽子を被っているという特徴的な見かけから、クラスメイト達に恐れられ距離を置かれている。
確かにプロらしく鋭い物言いが多いものの、単純にコミュ障気味で自分の仕事、趣味から離れた人とのコミュニケーションが下手というだけでもある。

どんな方におすすめか?

・作曲・DTMに興味があるけど踏み出せない人
・やってみたけど挫折してしまった人
・単純に知識として作曲家という生活を知りたい人
・ちょっと変わったラノベが読みたい人
・作曲に限らず、創作全般で作品を作れずに悩んでいる初心者
そんな方々に特におすすめできる一冊です。

本作では細かい作曲のメソッドや音楽理論が学べるわけではなく、あくまで書かれているのは作曲の気構えや心構えに終始しています。
そのため具体的な方法論を求める方には不満の残る作品かもしれませんが、もしアナタが曲を作れず悩んでいる初心者なら一度読んでみることをお勧めします。

本作の教師役『黒白珠美』も言っているように、「何がなんでもとりあえず1曲作る」。
それに勝る方法は存在せず、それ以外にはいくら悩んでも解決しないものだと思います。

私も個人的に小説を執筆するなど、小さいながらも創作活動に従事しているのですが、
最近ようやくこの言葉に納得できるようになってきたものです。

我々コンテンツ消費者は大人になればなるほど、耳や脳が肥えてきてしまい、自分という初心者が作る低品質な作品を受け入れることができない。だから完成させることもできずに一生アイデアだけをこねくり回す。少なくとも私は3年ほどそうしてきてしまいました。

創作に興味がある方にはこういう感情を抱いて、立ち止まってしまっている人が多いのではないでしょうか?
この本を読めばすぐに納得して、作品を作れるようになるかは人によると思いますが、
こういう考えがある、ということを早めに知っておくことは今後の活動の一助になると思います。

Kindle版でも1496円と、ラノベとしては若干価格が高くはありますが、悩み続ける日々から解放されるとすればプライスレス、騙されたと思って買ってみてください。

おわり

以上、いかがだったでしょうか?

既に読まれた方は感想やご意見などをぜひ、ブログのコメント欄もしくは私のTwitterアカウントまでご共有ください。
良作は皆で語り合っていきましょう。

それではまた、次の作品で。

ABOUT ME
灰色ギツネ
灰色ギツネ
とあるエンタメ企業勤務のサラリーマン。 コンテンツクリエイターを目指して、色々模索中。 今はブログ執筆、小説執筆、動画作成などをしています。 Twitterをフォローしておくと 記事を見逃しません。 フォローは下の鳥ボタンから。

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